凡人の凡人による凡人のための転職応援ブログ
異業種からの転職経験と人事歴10年の私が実践してきたこと
未経験職種への転職ステップ

どの業種に応募するか悩んでいる方へ【未経験職種への転職ステップ③】

どーも、とっとです。

希望の職種を見つけたけど、業種は何が良いの❓と思っている方へ

私のオススメを紹介させていただきます。

簡単に自己紹介します。

私は、Fラン卒でスーパーへ入社(精肉担当)し、一念発起し職種転換による転職に成功。

現在は上場メーカーに勤務する人事歴10年の30代サラリーマンです。

私自身の職種転換の経験と人事担当者としての現場からの意見を含めて情報発信させていただきます。

転職ステップは転職について全何回かを通じて、各回ごとに解説していきます。

このステップをご覧いただけると、転職できていた!

っていうのが理想です。

前回のテーマ「やりたい仕事がない」のであれば

やりたくない仕事“をやらないを軸に職種の平均年収を参考にして

その中で自分の興味のある職種を選択していただきました。

それに加えて汎用性のある職種だと更に良いですよね。ってお話でした。

今回は、それをさらに深掘りしていきます。

本記事では、下記のような方に向けた内容です。

こんなことで悩んでいる
  • 職種は決まったけど、その先何をすれば良いか分からない
  • なんとなく興味のある職種、業種があるけど、どうしたら良いか分からない
  • 転職活動したいけど、何をすれば良いか分からない

よ〜く分かります。

具体的なイメージがないと行動に移せないですよね。。

でもご安心ください。

先に結論から言います❗️

とっと

選んだ職種を細分化し、業務内容の見える化を行う。

業務内容によって、選択する業種を決める

業種を決定し、自分のキャリアビジョンを想像すると

自ずと答えが見えて行動することができます。

目の前のことを少しづつ整理すると、行動へ移せます。

では解説していきます!

職種の細分化(業務内容の見える化)

人事職の細分化

私は人事の経験が10年あります。

経験を基に下記表を作成してみました。

下記表をご覧いただきますと、

人事のざっくりとした業務が分かるようになっています。

大分類中分類(業務内容)小分類(業種)
人事異動、退職、人事評価、人員計画事業会社の人事
採用新卒採用、中途採用、採用計画事業会社の人事
就職関連業種
給与賃金体系管理、給与計算、昇給賞与事業会社の人事
アウトソーシング業種
労務勤怠管理、人時管理、労働時間管理事業会社の人事
アウトソーシング業種
社会保険健保・厚年・労保事業会社の人事
アウトソーシング業種
福利厚生安全衛生、レク、保養所、各種健診事業会社の人事
アウトソーシング業種
退職金退職金体系管理、DC、規定退職金支給事業会社の人事
アウトソーシング業種

職種でざっくりとした仕事のイメージを持ち

そのイメージを中分類で明確にします。

中分類では、実際の業務内容。

小分類では、中分類の業務内容を行う業種を意味しています。

特に自分がやってみたいなと思う業務内容があれば

その分野の業務ができる業種へ転職するということを検討してみてください。

もちろん人事職だけでなく、他の職種でも応用は可能です。

この表をご覧いただくと分かるように、

事業会社の人事」は大体を網羅することが可能です。

ざっくりで申し訳ないのですが

意外なのは、「アウトソーシング業種」こちらが多いこと。

経験するという意味では、「アウトソーシング業種」ってありってことが良くわかります。

その他の職種の細分化

私の場合、人事職を選んだわけですが、この業種選択方法は応用が可能です。

自分の気になる「職種」をネットで検索し、業務内容を確認すれば

簡単にイメージがつきます。

もし難しいようであれば、それこそ転職エージェントへ質問しても良いと思っています。

何かしら、まず自分で調べて、分からないことがあれば転職エージェントを頼ってみることをオススメします。

キャリアを想定する

4つのキャリアパターンを想定しておく

私の場合はスーパーの店員⇨会計事務所勤務⇨上場メーカー人事職

と一番最初の転職で職種転換をしました。

私がスーパー勤務の際に「人事」という職種に興味を持ち

先ほどの表で特に興味を持った業務は

「給与」「労務」「社会保険」

この上記3つを経験したいというものでした。

では、何をすれば良いのでしょうか。

私がスーパーの店員時に想定したキャリアは下記のとおりです。

  1. 現職で職種変更
  2. 未経験で人事職として事業会社へ転職
  3. 正社員ではなく、非正規社員などで経験を積む
  4. アウトソーシング業種へ転職(会計事務所等)

①現職で職種変更

この方法が一番リスクが少なく現実的なのかもしれません。

しかし、注意が必要です。

そもそも職種変更を受け入れて貰える環境にあるのか。

現職での職種変更は、自分からやりたいと言うので、

現職場の人が良い顔をしません。

アイツこの仕事嫌いなのか?

誰か嫌いな奴いるのか?

など、そこを考慮して、慎重に行動しなければなりません。

また転職活動は、いかに現職にバレず活動を行い

いつでも現職に戻れるという安心感が絶対に必要です。

よく考えて、検討しましょう。

②未経験で人事職として事業会社へ転職

なかなか未経験で人事職を経験できる会社は少ないと考えた方が

無難です。

未経験者を雇う会社というのは、リスクがあるイメージです。

なぜなら、会社としては、経験者を必ず採用したいもの。

そこには、何か裏があります。

すぐ退職してしまう環境であるため

とりあえず誰でも良いから採用したい。

だから未経験者を採用する。

どういった経緯で、未経験者を採用するのか

その背景を見極める必要があります。

③正社員ではなく、非正規社員などで経験を積む

この場合、経験を積むことを主眼としたものになります。

リスクとしては、雇用期間が定められており長期に渡ってキャリアを積むことができない。

給与面や待遇面いった点でも厳しいものがあります。

④アウトソーシング業種へ転職(会計事務所等)

私の最初の転職は、このアウトソーシング業種への職種転換でした。

会計事務所だったのですが、社会保険労務士事務所を併設している会社であったため、そこに転職を決めました。

以下ポイントをまとめました。

  • 専門性を磨きやすい
  • たくさんの顧問先を経験することができるため、自分の興味を持った業種を見つけることができる
  • 顧問先の業種や、規模感で年収を把握することができる
  • 顧問先の業種で独特の社風や雰囲気を感じ取り、将来自分が務める業種を見極める

でも、未経験者を採用するの?という疑問があると思います。

実は・・・

会計事務所などは、未経験者を多く採用する傾向にあります。

会計事務所は、税理士等の資格を取得するため長年勉強してきた人を採用することが多いため、大学を卒業後、就職をせず勉強を続けてきた人が多い。

つまり、社会人経験のない人を採用する土台はあるわけです。

私の場合は、「給与」「労務」「社会保険」という業務内容に興味を持ったため、社会保険労務士の勉強をしていました。

低スペック凡人なので、いまだに受かっておりませんが。。。

ただそのことが、社会保険労務士事務所併設の会計事務所へ入社する

キッカケとなっています。

ポイントをご覧いただくと分かるように

入社した会計事務所は、私が本当に行きたい業種ではなく

経験を積むためのステップとして入社しました。

年収は、職種✖️業種という方程式によって決まるので

将来的に人事職✖️業種(年収や社風など)で年収の高い業種を選択するためです。

このようなステップを踏む転職を名付けて

サンドイッチ転職と呼びます。

初めて聞いた方もいらっしゃるでしょう。

私がただ、そう呼んでいるだけなので、皆さん初耳かと思います。

ぜひ、こんなパターンもあるのだということを頭の片隅に入れておいてください。

私の場合は、未経験からの事業会社の人事職を希望したのですが

なかなか受からず、結局このサンドイッチ転職という形で職種転換をしました。

まとめ

  • 職種を細分化し、業務内容の見える化
  • 業務内容から業種を選択
  • 将来を見据えて、4つのキャリアパターンを想定する
  • アウトソーシング業種へサンドイッチ転職をして、将来的に行きたい業種を目指すこともできる

業種を選ぶのが難しい方は、このように職種を細分化してみてください。

また転職サイト・エージェントへ応募する前に上記点を理解しておくと良いと思っています。

リーマンショックのあった2008年にスーパーの店員だった私は、

何も考えず転職サイト・エージェントへ応募。

エージェントへ人事職をやりたいと言っても、なかなか受け入れてもらえませんでした。

「あなたの求人はありません。」と言って

会ってくれないエージェントいました。

メンタルげき弱な私は、へこんで転職活動をストップしたこともあります。

ですが、自分なりに調べたり、考えた結果4つのキャリアパターンがあることを知り、転職活動を再開しました。

つまり、エージェントは売上を上げられる人材に時間を使うが

売上が上がりそうもない人には時間を使ってくれません。

なので、キャリアの選択肢を自分なりに想像して

これがダメなら、このキャリアパターンもあるのだからチャレンジしようと

思えるわけです。

絶対に諦めてはいけません。

というわけで、次回は転職サイト・エージェントは、どっちに登録した方が良いのかを解説していきたいと思います。

それでは!