どーも、とっとです。
今回は、転職活動をする際に必要となるサイト・エージェントについてオススメの利用方法などを紹介させていただきます。
簡単に自己紹介します。
私は、Fラン卒でスーパーへ入社(精肉担当)し、一念発起し職種転換による転職に成功。
現在は上場メーカーに勤務する人事歴10年の30代サラリーマンです。
私自身の職種転換の経験と人事担当者としての現場からの意見を含めて情報発信させていただきます。
転職ステップは転職について全何回かを通じて、各回ごとに解説していきます。
このステップをご覧いただけると、転職できていた!
っていうのが理想です。
本記事では、下記のような方に向けた内容です。
- はじめての転職の方
- 職種転換を目指す転職を考えている方
- 転職サイト、転職エージェントに登録したいけど、躊躇している方
私が、はじめて転職活動をした際、転職サイト・転職エージェントが何者なのか良くわかっていませんでした。
職種転換の転職や、はじめての転職の場合どう転職サイト・転職エージェントを利用していけば良いか分からないと思います。
どうしたら良いのか分からない状態が続き悶々とした日々を過ごしてしまい、動けなくなってしまうんですよね。
先に結論から言います❗️
複数社登録し、転職サイトとエージェントを併用することが基本です。
各社によって取り扱っている求人が違います。
また専門性に特徴があるため、各社の意見を取り入れることが主目的です。
すぐに応募先を決めるのではなく、情報収集が重要。
未経験職種の転職においては、現職でいかに行きたい職種に親和性のある業務経験をするか。これに尽きます。
ここを転職エージェントに確認するのです。
もちろん、サービスは全て無料です。
私は職種転換をした
スーパーの店員⇨会計事務所の際は、転職サイトで転職成功。
会計事務所⇨上場メーカーの人事職の転職の際は転職エージェントで転職成功。
ただ、上記2回の転職は、転職サイト・エージェントの併用をしています。
現在も併用登録し続けています。
前回と前々回までで職種を決め、職種から業務内容を細分化し、業種を決めキャリアパターンを想定していただきました。
転職する上で、軸のようなものが出来たので、
今度は転職サイト・エージェントへ登録し
転職エージェントとの面談を進めていきましょう。
面談の結果、そこから軸を変更しても問題ありません。
まずは、
転職市場や景況感を知り、自分の価値を知ることが一番重要です。
それでは、解説していきます。
転職エージェントとサイトの違い
転職エージェントとは
担当のキャリアアドバイザーが
求人紹介⇨応募⇨面接⇨入社の条件交渉などを行っていきます。
入社が決まった際に、入社する会社が転職エージェントへ成功報酬を支払う。
求職者には、無料のサービス。
メリット
- 転職市場・景況感などの情報を得ることができる
- 面接・職務経歴書等の対策アドバイスを受けることができる
- 事例を交えた今後のキャリアプランなどを参考にすることができる
- 面接の日程調整や入社時期の調整など応募以降の諸手続きをサポートしてもらえる
- 応募する企業の情報を得やすい
- 未公開求人がある
デメリット
- 採用見込みの薄い未経験職種などの求人(チャレンジ求人)に応募させてもらえないケースが多い
- キャリアアドバイザーの質が悪いと、話を理解してもらえないケースもある
キャリアアドバイザーもボランティアで仕事をしている訳ではないため、
比較的現職と近い求人を出してきます。
内定が出やすい会社です。
私の場合、職種転換をしたスーパーの店員⇨会計事務所への転職をした際は
キャリアアドバイザーから人事職の求人案件は、いただけませんでした。
時期的に2008年〜2010年だったので、
景気が今よりも酷く、転職出来る景況感でなかったこともあります。
会ってくれないキャリアアドバイザーもいました。
だからこそ、前回の記事でお話をしたように
キャリアパターンは4つあるので、仮にエージェントに断られても、諦める必要はありません。
つまり、職種転換をする転職においては、
転職エージェントの情報を得ながら、転職サイトを利用していくことをイメージいただけると良いです。
転職サイトとは
自分で求人情報を検索して、応募⇨面接⇨入社の条件交渉を行います。
転職エージェントが成功報酬型であるのに対して
転職サイトの場合は、掲載した時点で、報酬を支払うことになります。
転職サイトによって、成功報酬型の企業もありますが、
大体は掲載時の報酬となります。
求職者には、無料のサービス。
メリット
- 自分のペースで転職活動を行える
- 求人数の多さ
- エージェントとは違い、チャレンジ求人も受けることが可能(未経験職種などの求人)
デメリット
- 自分が「応募⇨面接日程の調整⇨入社の条件交渉」等を全て行わなければなりません。
- 自分で行うため職務経歴書作成や面接等のアドバイスはない
- ミスマッチ転職となることもある
全て自分の責任になるので、大変ではありますが、未経験職種を受けることは可能となります。
人事を担当しているので、よく分かるのですが、
転職エージェント経由で入社する場合と転職サイト経由で入社するのは、
意味が少し違います。
転職エージェントの場合成功報酬型になるので、
それなりに経験のある人を入社させる。という企業側の意図があります。
その背景は転職サイトと比べるとキャリアアドバイザー等を経由するため、
コストが転職サイトに比べ高くなる傾向にあります。
大体求職者の想定年収×何パーセントで報酬が決まります。
この収益構造から考えると転職サイトより、高コストとなります。
それに比べて転職サイトの場合は、キャリアアドバイザー等のコストを省いているため、転職エージェントと比べるとコストはかかりません。
そのため、職種転換による転職や、未経験転職のようなことが可能なケースがあります。
もちろん、経験者を求めていることは間違いありませんが、
転職サイトの方が可能性は高くなります。
直接企業側が、応募者の情報を確認するので、何か引っかかるものがあれば、通ることも可能という話です。
転職エージェントの使い方
情報収集をする
- 転職市場・景況感などの客観的情報の収集
- 現時点の自分の価値(自分の値段を知る)
- 未経験職種に転職するためには、何の経験が必要か。現職で経験することは可能か
- 未経験職種に成功した人は、どんなことをやっていたのか
- 未経験転職の案件を出してもらえない場合は、現職種、業種の求人を見せてもらう。
客観的な転職市場感を把握し、すぐに動くべきなのか。
それとも少し待って動き出すのか。それを判断します。
そして、改めて自分の市場価値を知り、対策を考えます。
重要なのは、未経験職種へ転職するためには
何の経験が必要なのか
現職でその経験が可能なのか
ここを聞き出しましょう。
キャリアアドバイザーとの付き合い方
WIN✖️WINの関係を目指さなくて良いです。
キャリアアドバイザーが提示した求人をすぐに受ける必要はありません。
キャリアアドバイザーは、面談時に求人申し込みをさせてくる方もいます。
家に帰って考えてから申し込むので、と断りを入れておきましょう。
押しの強いキャリアアドバイザーもいるため、少し落ち着いたところで、応募する企業を考えてみましょう。
応募する件数は多い方が良いですが、仮に通った場合に、
職務経歴書と転職のストーリーを一致させなければ、面接をする意味がありません。
また、時間の無い中で、転職活動をするので、現職を休んでいられないこともあります。
まずは、情報収集ということを念頭において、キャリアアドバイザーの話を聞きましょう。
キャリアアドバイザーに悪いなとか、考える必要はありません。
向こうもビジネスです!
ここだけは守ってほしい注意点
まだ第一志望を応募しないでください
一度応募してしまって、落ちてしまうと
1年間は応募することができません。
職務経歴書のブラッシュアップをして挑みましょう。
まとめ
- 転職エージェントと転職サイトの併用
- 転職エージェントの客観的情報を活かす
- キャリアアドバイザーから未経験職種に転職するためには、何の経験が必要か確認する
- キャリアアドバイザーから未経験職種に成功した人は、どんなことをやっていたのかを確認する
- 職種転換の転職、未経験転職の場合は転職サイトの利用がメインとなると考えた方が無難
- キャリアアドバイザーを上手く付き合う
- 第一志望は、まだ受けない
キャリアアドバイザーに無理だとか、求人が無いと言われても気にする必要はありません。
前回のとおりキャリアパターンがあるので、問題ありません。
今回は、具体的な転職サイトや転職エージェントの企業名は記載しませんでした。
というのも今は”どの転職サイト”、”どの転職エージェント”が重要なのではなく、どう転職サイトと転職エージェントを利用していくのかが重要だと思ったからです。
今後ステップが進んでいく中で、私が実際に利用した目で転職サイト・転職エージェントの特徴をまとめて書きたいと思っています。
次回は、キャリアアドバイザーから受けたアドバイスを基に
現職から、行きたい職種と親和性のある業務を検討・実践しアピールポイントを作って職務経歴書の軸にするところまでを解説していきたいと思います。
それでは!