どーも、とっとです。
希望する職種はあるけど、どうアピールしたら良いか。
自己PRに頭を悩ませてしまうこともあると思います。
そんな方へ私のオススメのアピールポイントの見つけ方、作成方法をお伝えしたいと思います。
簡単に自己紹介させていただきます。
私は、Fラン卒でスーパーへ入社(精肉担当)し、一念発起し職種転換による転職に成功。
現在は上場メーカーに勤務する人事歴10年の30代サラリーマンです。
私自身の職種転換の経験と人事担当者としての現場からの意見を含めて情報発信させていただきます。
転職ステップは転職について全何回かを通じて、各回ごとに解説していきます。
このステップをご覧いただけると、転職できていた!
っていうのが理想です。
本記事では、下記のような方に向けた内容です。
- 未経験の職種へ応募しようとしている方
- 職務経歴書を書こうと思っても、アピールポイントがないと悩んでいる方
- そもそもアピールするところなんてないと悩んでいる方
職種転換を目指す場合、どこをアピールしたら良いのか分からない。だから何にも考えず、現職で頑張ったことをアピールする方って結構多いんですよ。アピールポイントが違うんですよね。
職種転換する場合はアピールすべきところを見極めないと、簡単に落ちてしまいます。
先に結論から言います❗️
アピールポイントを今から作れば良いんです!
面接官がみるものは、素養(能力等)とスキル。
素養(能力等)面では、目指す職種の必要とされる部分を現職に絡めてアピール。
スキル面では、目指す職種と親和性の高い現職場の業務を経験し、足りないスキルを努力して、どう補おうとしてるのかという姿勢を見せます。
この2つをアピールポイントにし、
いかに”一緒に働きたい”と思わせるか。ここが勝負です。
今回は1次面接の面接官を想定してアピールポイントを考えましょう!
では解説していきます。
面接官を知る
まずは、相手を知らなければなりません。
中途採用の場合、現場社員が1次面接を担当することが多いです。
人事としては、評価基準を定めて、その他応募者と比較しやすいようにチェックシートを基に面接をしてもらいます。
しかし、現場社員は面接に慣れていない。(面接をする教育を受けていないことが多い)
そのため、このチェックシートあんまり意味ないんです。
人事の悩み。。
結局
”一緒に働きたいかどうか”
ですが職種転換による転職となれば、スキルでは訴求しづらい。
ではどう「一緒に働きたい」と思わせるか。がキーポイントです。
素養(能力等)のアピールポイント
素養(能力等)のアピールポイントの探し方
応募する企業や業種によって求める素養(能力等)の違いは、もちろんありますが、職種に共通して求める素養(能力等)が存在します。
ここで、軸を作れば応募する企業によってアピールする箇所をアレンジすれば良いのです。
前回の記事でキャリアアドバイザーとの面談時に受けたアドバイスを基に希望する職種の素養(能力等)を探します。
もし、なかなか見つからない場合はキャリアアドバイザーへ質問しても良いですし、インターネットや書籍にでも載っています。
ちなみに私は、書籍を購入して研究したりしました。
人事職における必要な資質(能力等)は以下となります。
・コミュニケーション能力
・法律を含めた専門的知識
⇨法改正が多いため継続した勉強が必要企画
・戦略立案力
このような人物ですよ!
と現職で業務を通じたアピールをするのです。
コミュニケーション能力という部分でいえば人事職の顧客は、社内の人間になります。
幅広い年代の方とパーソナルな部分について確認・相談にのることもあります。
そういった点で、幅広い年代とのコミュニケーションは必要となるため、絶対に抑えておくべき点です。
このアピールが足りてないのであれば、
今からアピールになるように現職で行動すれば良いのです。
この行動が、そのまま面接官へ伝えれば応募先に対して大きなアピールとなるのです。
スキルや経験は不足していても、職種に必要となる素養(能力等)があると面接官へ訴求します。
希望する職種の素養を捉え、アピールする。
私の例でいうと、スーパーの精肉担当だったため現場には
気難しい職人が、たくさんいて年齢もバラバラ。
新人の私の話なんて聞いてもらえない。
だから、こんな工夫をしてコミュニケーションを取りました。
というエピソードを基に、この気難しい職人達をまとめた、コミュニケーション能力。これを軸にしました。
- 出来ていない部分(問題)を把握
- そのために何をしたか(プロセス)
- その結果どうなったか(解決)
結果 幅広い年代の気難しい人のコミュニケーションをとることができた
この行動や姿勢を見せることで面接官に、この応募者は
こんなことを応募先の企業でやってくれるのでないかという未来を見せる。
素養(能力等)アピール軸が出来ます。
業種や企業によるアレンジ
私の具体例でいうと
スーパーの店員⇨社会保険労務士事務所併設の会計事務所への職種転換を行いました。
会計事務所の面接官はどこを見るのか。
- 顧客は中小企業の社長や、事務担当(クライアント)
- クライアントは結構気難しい
- 気難しい人たちとコミュニケーションとれるかな?
未経験なので、面接官は上記のような不安があります。
その不安を解消し、応募先の企業でも活躍できることを想像させるのです。
職種によって定めた「素養の軸」を応募する企業や業種によって
面接官の視点でアピールするポイントの強弱をつけるのです。
スキルのアピールポイント
希望する職種のスキルを捉え、アピールする。
前回の記事で紹介したキャリアアドバイザーとの面談をして、
親和性のある業務を見つけ出し、そこを重点的に経験するようにしましょう!
私の場合は、人事職の「給与、労務、採用」といった業務内容に興味をもちました。
キャリアアドバイザーに相談したところ
給与は無理だと思うが、労務、採用であれば何らかの形で携わることは可能とアドバイスされました。
そのため「労務」、「採用」この2つをスーパーの店員時に何かしらの形で携わることが可能か、考えました。
労務については、パートタイマーが多くいるため、勤怠管理や休日等のシフト作成などをやらせてもらい、同時並行で社会保険労務士の勉強を始めました。
採用については、精肉部門のパートタイマーを採用する場面で面接に同席するなど、徐々にやりたい業務を経験することにしました。
- 足りていないスキルを把握
- そのために何をしたか(プロセス)
- その結果どうなったか(解決)
結果 スキル(現職で携われる業務)と知識(社会保険労務士の勉強)を身につけていきました
キャリアアドバイザーによる、アドバイスで足りないスキルを把握
スキルを経験したいので、当時の上司に相談し、どうしてもやらせて欲しいと経験させてもらいました。(プロセス)
大体やりたいと言ったことをやらせてくれない上司はいません。
他に足りない部分は勉強してカバー(解決)
こんな形で
スキルのアピール軸が出来ます。
業種や企業によるアレンジ
私の具体例でいうと
スーパーの店員⇨社会保険労務士事務所併設の会計事務所への職種転換を行いました。
会計事務所の面接官はどこを見るのか。
- 労務は、法改正が多く常に勉強し続けなければならない
- クライアントへ説明はできるのかな?
- 納得させて、新しい契約を結び売上を伸ばすことが可能なのかな?
この不安を解消させていくのです。
まとめ
- 面接官を知り”一緒に働きたい”と思わせる
- 素養(能力等)とスキルのアピールポイントを考える
- 足りない部分を補う努力を現職で行い、そのプロセスもアピールポイントにする
- 素養(能力等)とスキルの軸が出来れば、業種や企業によってアレンジすることが可能
実務を行うにあたって求められる、素養(能力等)やスキルを理解し
足りない部分を補う行動によって面接官に”一緒に働きたい”と思わせる。
そして即戦力としても行けるんだぞってところを見せて未来を想像してもらえるよう、アピールポイントを整理していきましょう。
次回はステップ①〜⑤をまとめたものを記事にしていきます。
今まで見ていた方も、復習も兼ねてご覧いただけると嬉しいです。
それでは!