凡人の凡人による凡人のための転職応援ブログ
異業種からの転職経験と人事歴10年の私が実践してきたこと
未経験職種への転職ステップ

【転職初心者の方へ】人事歴11年の採用担当者が語る!転職活動の始め方とポイント

とっと

スーパーの店員→人事コンサルタントへの転職を成功させた人事歴11年のとっとが、実体験と上場メーカーで採用をしている現場の目線で未経験職種への転職のコツをお伝えします!

「コロナの影響で業界又は職種の変更を余儀なくされた。」

「今いる会社の将来性に不安を感じて転職を検討している」

こんな方が多いのではないでしょうか?

その気持ち、よ〜く分かります。実は私も同じことで悩んでいました。私が新卒で入社した時はリーマンショックのあった2008年。業績不振で派遣切りが相次ぎ、どんどん現場の人が減って、業界・職種への不信感みたいなものが出てきてしまって、不安でいっぱいでした。

景気が悪く、転職したくても動けない。でも辞めたい。2010年に未経験業界・職種へ転職をしますが、当時の景気もコロナ禍である状況と同じように不景気で、求人数も少なく大変だった記憶があります。

「どうやって転職活動を始めたら良いの?」

安心してください。結論です!

結論
  • まずは4つの転職パターンを理解する
  • 転職活動のポイントは、ワガママになること(転職の軸)
  • 転職活動の進め方は、全15ステップ

今回の記事は、下記のような方に向けた内容です。

こんなことで悩んでいる
  • はじめての転職を検討していて、何から手をつけたら良いのか分からない方
  • 転職したいけど怖くて一歩踏み出せない方
  • 自分の考えが、まとまらなくて悶々した日々を送っている方

なかなか一歩踏み出せない方へ、行動へ移せるように実体験と現場目線で解説します。

転職活動は社会科見学

まずは、転職活動はなんぞや。というところからお話したいと思います。結論から言いますと、タダでできる大人の社会科見学です。

転職とは、現職を退職して就職すること

転職先が決まり、現職を退職して就職すること。

転職活動とは、タダでできる大人の社会科見学

現職を辞めず、転職先を探す行動を起こすこと。つまり、転職活動の時点では退職する必要はありません。

現職を辞めてから転職活動を行うことも出来ますが、絶対にオススメしません。

新卒時の就職活動では、入社することが目的でしたが転職活動では現職にて勤務しているため、入社することが目的ではありません。

自分が生きやすい会社・業界・職種をじっくり吟味し、納得した上で入社すれば良いのです。

いわば、大人の社会科見学です。人事の者が、こんなことを言うのは、おかしいかもしれませんが、私はそう思って転職活動をしておりました。

「転職」を視野に入れた転職活動をしよう!

内定とってから、悩めば良い話!

まだ何も失っていません!

私のような凡人かつメンタルげき弱な人は、逃げ場を常にキープしておくのです!人間安心感があると行動に移せます。

転職活動は4つのパターンを理解するところから始まる

転職活動君

転職活動って難しいですか?

とっと

転職パターンによって難易度は異なります。

転職活動の始め方(ステップ1)は、「自分の転職パターン」を理解すること。そして早めに行動に移すことが成功の第一歩です。

自分の転職パターンは何か

自分の転職パターン」については以下をご覧ください。

早速ですが、転職には4つのパターンがあります。これを理解していないと転職活動を開始してもつまづいてしまいます。下記1〜4のうち自分に最も近いものを選んでみて下さい。

1.「業界・職種は気に入ってるけど、今の会社の人間関係、就業環境を変えたい」

2.「今の仕事内容は気に入ってるけど、業界的には将来性がないな」

3.「業界は気に入ってるけど、今の業務は自分に合わない気がする」

4.「コロナ禍で不安だし、この際業界・職種など関係なく未知の仕事にチャレンジしたい」

皆さんは、どれかに当てはまりましたか?一口に「転職活動」といっても転職パターンが異なります。

あなたが選択したもので、転職パターンが実は分かります。

同じ業界・職種のままで会社だけを変えたいのか、業界を変えたいのか、職種を変えたいのかが分かります。それにより、転職条件や難易度は異なります。

一般的に難易度は「1→2→3→4」の順に高くなり、それぞれの場合で転職活動対策が変わってきます。

では、「自分の転職パターン」整理しますと下記1〜4となります。

1.同じ業界・職種で会社だけ変える転職

2.同じ職種で未経験の業界へ転職

3.同じ業界で未経験の職種へ転職

4.未経験業界・職種への転職

自分の転職パターン」を理解いただきました。では次は、転職理由を明確化させましょう。

転職活動のポイントはワガママになること(転職理由の明確化)

「自分の転職パターン」を理解していただきましたが、これでもまだ転職活動は始められません。「自分の転職パターン」から転職理由を今一度考えてほしいからです。私もそうだったのですが、今の延長線上だけで転職を考えてしまうと、自分が望んでいる生き方・働き方が実現できる環境を探し出すことができません。

「本当はこんな仕事がしたかった。」「お休みがたくさん欲しい。」とか

とっと

転職活動のポイントは、もっと自分にワガママになってください。転職する目的は「自分が生きやすいようにするため」だからです。

現職を続けているのであれば、より良い環境を求めて動くだけです。だからもっとワガママになりましょう!

転職によって何を成し遂げたいですか?

転職によって得たい結果って考えたことありますか?意外とないですよね。。今の環境を逃げ出したいとか。とにかくスキルを身につけたいとか。そうなると今の延長線上だけで考えることになってしまいます。

コツは、自分が望む状態は何かを想像することです。(ワガママに)

これを目標にし、転職によって成し遂げたいことを明確化します。これが転職理由の軸となります。

例えば私の例ですと以下になりました。

転職理由の軸(目標アプローチ)
  1. 目標:気持ちに余裕のある状態でありたい
  2. 現状:景気が悪くなっても同じ業界にしか行けない
  3. 手段:どの業界にも通用する汎用性のあるスキルを身につけたい

手順は①→②→③の順で決めていきます。この「手段」は「現状」から「目標」へ向かうために必要な行動を表します。

この「手段」と先ほど行った「自分の転職パターン」とリンクする結果になると思います。もしここでリンクしなければ、今一度自分の目標は何なのか。を考え直してみましょう。

ちなみに私の例でいうと「自分の転職パターン」は「4.未経験業界・職種への転職」を選択しています。つまり、汎用性のあるスキルを身につけるため業界・職種を変える転職をするという転職の軸が出来上がった訳です。

このように「自分の転職パターン」と「転職理由の軸」は、リンクするように出来ており、転職の方向性を確認するのに役立ちます。

それでも自分が望む状態を想像するのが難しいという方は、アプローチ方法を変えます。

今回は「目標」→「現状」→「手段」で考えましたが、「不満」→「手段」というアプローチ方法もあります。次の転職理由の本音ランキングをご覧ください。

転職によって何の不満を解消したいですか?

先ほどは、「目標」から転職の軸作成するアプローチをしましたが、これが難しい方には「不満」から転職の軸を作成していきます。それには、転職理由のタテマエとホンネランキングが役立ちます。今回はホンネの部分のみ考えてみましょう!

「目標」から転職の軸を作成できている方は、作成する必要はございません。

下記は、転職サイト大手のリクナビNEXTが行った転職経験者100名のアンケート結果となります。

https://next.rikunabi.com/tenshokuknowhow/archives/4982/

リクナビNEXT公式ページ

ご覧いただくと分かるように、人間関係が36%ほどと、かなり高い数値であることが分かります。やっぱり人間関係辛いと働きたくないですよね。

私の場合、スーパーの店員→人事コンサルタントへの未経験職種への転職理由は以下3点でした。

  • 2位:労働時間・環境が不満であったこと
  • 4位:給与が低かった
  • 7位:キャリアアップしたかった

これをまとめますと

転職理由の軸(不満アプローチ)
  1. 不満:キャリアアップしたかった
  2. 手段:どの業界にも通用する汎用性のあるスキルを身につけたい

手順は①→②の順で決めていきます。この「手段」は「不満」を解消するために必要な行動を表します。

自分で捻り出すのが難しい場合は、このようなランキングを参考にすると、意外と答えが出てきます。

実際に私の転職理由も、載っていたワケですし。。

私は、この転職をすることでスーパーの店員は転職してもスーパーの店員にしか、なれないという状況を変えたかったのです。

ある程度、汎用性のある職種・スキルを身につければ業界を変える選択肢が増えます。しかし、スーパーの店員ですとスーパー業界しか道がなくなります。

それを私は最もリスクが高いと判断し、職種・業界を変える転職をすることを決めました。

自分のホントの気持ちが分からないと、転職活動をする目的を見失っていきます!

自分にとって何が嫌なのか、逆にそれさえクリア出来れば転職する必要もないかもしれません。

転職活動は決してネガティブなものではなく、ポジティブなものと捉えてください。自分が生きやすい環境はなんのか。それを目指していくものになります。

ただなんとなく転職したいな〜と思っている方は、ランキングを参考にして不満に思っていることを明確にしてみてください。簡単なもので構いません。

転職活動の進め方は15ステップで進める

転職活動君

転職の成功とは何ですか?

とっと

自分が生きやすい・働きやすい環境で入社後活躍することです。

転職を成功に導ける15のステップです。3項目からなっており「準備編」「実践編」「入社後編」となっているます。とりわけ難易度の高い未経験の職種を目指すことを前提にして、進めて行きます。

全てリンクに飛ぶようになっておりますので、気になるところを確認してみてください。

ここからは、実践編になります。

ここからは、入社後編になります。

入社後編

まとめ

  • 転職パターン・転職理由を明確にしよう
  • 自分にワガママになって転職理由の軸を作ろう
  • 転職の成功は、入社して活躍すること。15ステップで進めましょう

正直私は毎年転職活動をしています。。

自分が生きやすい環境を常に探しています。「現職の人間関係に疲れた」「一回リセットしたい」など頭に浮んだら、スグに動き出せるよう準備はしている状態です。それくらい私はメンタルが弱いのです。メンタルが弱い方は、真面目な方が多く責任感があります。私がいなくなったら現職のメンバーに迷惑がかかる。とか休んだら負担が増えてしまうのではないかと。でも人事の立場から言って、メンバーが一人欠けたくらいで会社がおかしくなるようだったら、その会社は終わってます。

それは、あなたのせいではなく、会社のせいです。もう会社は、あなたを守ってくれません。

もっと自分にワガママになって生きやすい環境を探し続けること。これが転職活動です。

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