どーも、とっとです。
未経験の職種へ転職を決めたり、初めての転職で「入社するまでに準備すること」って分からないですよね。
「内定貰ったから、何もしなくても対応できるだろうって思ってたけど、やっぱ不安。。」
「とにかくスタートで、つまづきたくないし、失敗したくない。」
と思ってませんか?
実は私、入社準備をミスってしまった経験があります。。ビジネスマナーとかを勉強してなかったので電話の取り方知らなかったんです。。
そんな思いを皆さんにして欲しくないので、入念な準備をして不安を減らし安心して入社日を迎えましょう。
本記事では、下記のような方に向けた内容です。
- 初めての転職で、入社準備は何をすれば良いのか分からない
- 未経験の職種へ転職するため、次の会社で活躍するために何をするのか分からない
- 入社日が近づく度に、不安になってくる
では簡単に自己紹介をします。
私は、Fラン文系卒でスーパーへ入社(精肉担当)し、一念発起し未経験職種(人事労務コンサルタント)へ転職しました。
現在は上場メーカーに勤務する人事歴10年超の30代サラリーマンです。
私自身の未経験職種への経験と現役人事担当者としての現場からの意見を含めて情報発信させていただきます。
転職ステップは転職について全何回かを通じて、各回ごとに解説していきます。
このステップをご覧いただけると、転職できていた!
というのが理想です。
先に結論から言います❗️
入社するにあたって以下2点を意識しましょう!
■会社で活躍できる準備をする
■次の転職へ備える
では詳しく解説していきます。
会社で活躍できる準備をする
転職先に何を準備すべきか確認する
内定が決まった後に、「何か準備しておくことはありますか」など内定先に確認するのはメリットがあります。
なぜ、これを確認すると良いのか?
- やる気をアピール
- 入社した時の話のネタになる
- 不安がなくなる
つまり、入社した後でも内定先に良い印象を与えることもできるし、会話の話題にもなります。
1番の効果は、何やっておけば良いのか分からないと漠然としてしまって、不安になっちゃいます。
なので、これさえやっておけばというものが分かれば、安心できますよね。
- ●●業界について、初めてなので何かやっておくべきことはありますか?
- 入社するにあたって、●●を勉強したいと思っているのですが、何かおすすめの本などありますか?
- 用意しておく物などありますか?
おすすめの本などを紹介してもらうと
「あれ読みました!」「今これを使って勉強してます」など、会話が出来ますし、
何より教えを乞う人ってやっぱり、教えたくなるんですよ
慣れなくて仕事が出来なくても入社した後が非常に楽になります。
- 転職先に準備しておくべきことを聞いておこう!
- 入社への不安が減り、やる気をアピールできる
- おすすめされたものから、話題があって会話に迷わない
業界・職種の研究
入社するにあたって何か準備しておくことありますか?
特にないですよ!
元気に入社できるようにリフレッシュしてきてください!
なんていうこともあります。。
いっそのこと、指定してくれた方が楽なのに。。なんて思ったりしません?
この場合はどうするか?
業界研究
未経験の業界であれば、業界研究をしておいてください。
そこで役に立つのは有価証券報告書を確認することです。
有価証券報告書とは?
企業が株主や投資家に向けに、「企業の概況」、「事業の状況」、「財務状況」などの情報をまとめたものです。
企業は、有価証券報告書を通じて、投資家向けに強み・弱みを情報開示するので、業界の課題・企業の状況をよく理解することが可能です。
おすすめは入社する会社の業界トップにあたる企業を確認することです。
もちろん入社する会社のも確認してください。
作成義務がない会社の場合は、作成していないので、せめて業界トップのだけでも確認をおすすめします。
理由は、業界トップの場合業界全体の市場規模、展望、将来性、課題などが
- 「企業の概況」
- 「事業の状況」
に記載されており、業界を知らない人でも理解しやすく表現されています。
分かりやすく書かれているのに、もちろん無料です❗️
- 入社する会社の業界トップにあたる企業の確認
- 入社する会社の有価証券報告書の確認
- 最初の数ページの「企業の概況」、「事業の状況」を確認
- 財務状況までは、確認しなくて良い
有価証券報告書は、どうやって調べたら良いの?
- 該当企業のウェブサイトの「株主・投資家」または「IR」に記載されています
- 検索サイトで「企業名」 「有価証券報告書」とすると出てきます
- EDINET(エディネット)http://disclosure.edinet-fsa.go.jp/
文字を読むのが面倒な人は?
時間ないし、有価証券報告書を読むの面倒くさいな〜
という方は業界地図をおすすめします。
他業界との繋がりや、企業規模などが分かりやすい図や表で分かりやすくなっています。
入社した時に、上司から「当社は競合他社の何位に位置してるか?」なんて聞かれた時に
業界地図読んでおくと、そんな対策出来ますよね。
- 入社する会社の業界トップにあたる企業の有価証券報告書の「企業の概況」、「事業の状況」を確認
- 文字を読んだり、図解されている方が読みやすい方は「業界地図」がおすすめ
職種研究
まず私の失敗をお話しますと、入社するまで社会保険労務士の勉強のみして他のことしなかったんですよね。
バランス良く優先順位を考えなかったのが、失敗した要因でした。
スーパー店員の時に、「電話対応、名刺交換、ビジネスメール等」やったことなかったんですよ。
簡単に言うとビジネスマナーってやつです。ここを知らないため入社初日に電話応対出来なかったんです。。
「そんなことも知らないのか!」ってな具合です。
中途社員は即戦力として入社します。ビジネスマナーが出来て当たり前とみなされます。
未経験職種ならではのスキルがないことは、前提となっているので、そこは大目に見てもらえますがビジネスマナーのところまでは研修などないのが一般的です。
私が思う優先順位は
- ビジネスマナー
- 職種研究
- 業界研究
未経験の職種へ転職される方は、業界よりも職種について研究する方が優先です❗️
前置きが長くなりましたが、職種研究はどうやって行うべきか?
転職活動中にも、職種研究はしてきたと思いますが改めて自分が携わる業務となるので業務が一覧で見れるような本を購入することがオススメです。
「職種に関する本を購入し研究する」の一択です❗️
- 業務全体像が把握できる
- やるべきことが明確になる
- 職場の人に、やる気があることをアピールできる
- 自分のスキルが徐々についていることを可視化しやすい
特にメリットだと思うのは、入社した後に購入した本を職場へ持っていくと「あっ❗️勉強している」ってやる気アピールになるんですよ。やる気を見せるのって、結構難しいんですけど、こういうのをさりげなく見せるのは大きな武器になります。
ただ、一番のメリットは、可視化できることなんです。
未経験の場合ってとにかく不安なんです。分からないことが分からない。自分が成長できてるのか。
これを可視化してくれるのが職務に関する本なんですよ。できる様になったスキルを確認できる。
本をチェックリストの様なイメージで、これは出来た。これはまだ出来てない。といったことで
成長を可視化し日々チェックすることができるんです。
また、これから狙うスキルが網羅されているので、現時点⇨将来のステップが見えてくる。
入社後のことも考えると検討してみる価値はあると思います。
失敗しないためにも、まずはビジネスマナーの本をオススメします。
有給取得
転職活動ってかなり、体力消耗しますしストレスかかってるんですよ。
転職先が決まって、ホッとすると疲れが、どっと出てきます。
なので、退職までの数日間は有給休暇を消化してできるだけ長く休暇を取るようにしてください。
有休消化ができるように引き継ぎを終わらせてしまいましょう!
- 転職活動の疲れをとる
- 今のうちに休んでおく
- 業界・職種研究をする
- 行けなかった場所・病院など、時間をとって出来なかったことを今のうちに
次の転職へ備える
入社してイキナリ!?
と思うかもしれませんが、始まりもあれば終わりもあります。
特に未経験の職種・業界に入った方であれば、「どこで見切りをつけるのか」を決めておきましょう。
どこまで頑張るかを決めておくと、メンタルが楽になりオススメです。
入社した目的の整理
入社する前に整理しておかないと、転職先では忙しい日々で、転職した目的を見失いがちです。
未経験は、正直しんどいです。
分かることの方が少ないですし、分からないことをどうやって調べるかも分からなかったりします。
その時に、どうして入社したのかを整理しておけば、踏ん張りが効きます。
詳しくは下記をご覧いただくと良いと思います。
この記事に記載されている「入社することを決めた方法・アプローチ」によって、自分が選択したプロセスを可視化することができます。
仮に辞めたくなった場合にも、「どうしてこの会社へ入ったのか」「なぜ新しい環境へ行くことにしたのか」
こうやって決めたんだから、「自分の決断は間違ってなかった」。と立ち返ることができるのがメリットです。
辛いことがあると、自分を信じられなくなって、どうしてこんな選択したんだと過去の自分を責めてしまいます。でも自分は、その時最善の決断をしたという事実が、自信となるのです。
3つの軸で考える
私の場合、下記の3つの軸のいづれかに該当した場合、転職活動を開始することを決めていました。
- 勤続年数⇨3年やってみる
- 経験・スキル⇨業務全般を経験
- メンタル⇨夜寝れなくなる
勤続年数が3年に満たなくても、メンタルを病んでしまった場合は、すぐ転職活動をするといった具合です。
まとめ
入社して、つまづかないように準備をしましょう!
- 会社で活躍するために、学ぶ姿勢をアピール
- 業界・職種研究には、ツールを使いましょう
- ビジネスマナーに自信がないければ、まず先に勉強しましょう
- 有給休暇を取得し、今のうちに休む
- 踏ん張るために、入社した目的を整理しましょう
- 3つの軸を自分なりに考えてみましょう
転職した後も、次の転職先を考えることは選択肢を増やす機会になります。
常に自分の市場価値を確認し、「いつでも転職できる」という気持ちが大事だと思っています。