どーも、とっとです。
実は私入社し早々に空回りをして周りからは
「なに考えててんだ?コイツ」
上司・同僚からの第一印象は、こんな人だったみたいです。
こうなったら仕事やりづらいですよね。。
例えば恋愛で第一印象が最悪だった場合、好意を持った相手の印象を変えるのって、何倍も苦労しますよね。
最初からつまづくと、正直評価を覆すのが難しくなってきます。
そのため入社してから特に意識すべきなのは
会社のルールを理解して、馴染む努力をしている姿勢を見せること
私のような失敗をしないように抑えておくべきポイントを解説しています。
本記事では、下記のような方に向けた内容です。
- 入社してつまづきたくない人
- 既に第一印象に失敗してしまった人
- スタートダッシュしたい人
- 未経験職種へ転職した人
では簡単に自己紹介をします。
私は、Fラン文系卒でスーパーへ入社(精肉担当)し、一念発起し未経験職種(人事労務コンサルタント)へ転職しました。
現在は上場メーカーに勤務する人事歴10年超の30代サラリーマンです。
私自身の未経験職種への経験と現役人事担当者としての現場からの意見を含めて情報発信させていただきます。
転職ステップは転職について全何回かを通じて、各回ごとに解説していきます。
このステップをご覧いただけると、転職できていた!
というのが理想です。
私の失敗談
スーパーの店員のときの職場の報連相って、事後報告のようなものが多かったんです。
当時の私の業務は、商品を欠品させないように1日の総量を大体決めて、お肉を切って、お客さんの流れを見て追加していくみたいなことをしてました。つまり1日勝負の世界で、上司とのやりとりも1日単位の報連相でした。
転職先の企業では、3ヶ月〜1年単位の中長期プロジェクトを同時並行で進める業務に変わりました。なのに私は、スーパーの店員の感覚で1日単位の報連相をしてたんです。しかも事後報告だったり。
報連相の意味を理解してなかったんですよ。正確に言うと
「会社に合わせた又は上司に合わせた報連相をしてなかった」
報連相で大事なのは、上司に進捗状況を報告して、方向性に間違いがないか、進め方はどうなのか。
「上司を安心させるという視点が欠けてたんです。」自分がやったことをただ伝えるだけ。
なので周りからは、何考えてるか、何してるのか分からない自己中心的な人となって、孤立しちゃったんですよね。。その後なんとかイメージ変えれたんですけど、大変でした。何倍も苦労する。。
失敗の要因は「周りを見てなかったんだな。」ってことに尽きます。
どうやって皆が仕事してるのかを観察して、会社のルールに馴染むこと。
ここが鍵です!この視点で記事を読んでください。
- 前職のルールと転職先のルールは違う
- 周りの仕事の進め方を観察する
- 転職先のルールを理解する
初日〜1週間
さあ、いよいよ入社初日です。まずは1週間乗り切りましょう!
「初日〜1週間」のポイントは2つ
・名前を覚えてもらう
・会社へ早く馴染もうとしてる姿勢
まずは不安な入社日当日の流れを把握し、乗り切りましょう!
会社によって多少異なりますが、転職初日の大まかな流れは共通しています。
イメージとしては下記の通りです。
- 事務手続き・オリエンテーション
- 挨拶・自己紹介
- 引き継ぎ
自己紹介
初日にあるものと言えば、自己紹介。めちゃくちゃ緊張しますよね。。あらかじめ原稿を準備して、当日スラスラ言えるようにしておきましょう!
ポイントは2つ
・名前を覚えてもらう
・会話の話題になるものを入れる(趣味、住居、特技とか)
本日からお世話になります、○○○○(フルネーム)です。これまでは△△業界で××職をしていました。入社のキッカケは、◆◆を達成したいという想いが一層強くなり、今回入社を決意しました。
週末はサウナ(流行り物等)巡りをしています。のべ15件ほど行ったことがります。もし興味がある方は、オススメのサウナがあるので是非声かけてください。
未経験で質問することも多くなると思いますが、一日でも早く皆様のお役に立てるよう努力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
趣味ベースでの例文を作成してみました。自分が詳しくて、他人にお勧めするものがある場合は会話の糸口になりますので、アピールしましょう。流行り物だと、食いつきは良いですよ!
そういったものが無い方は、住居(沿線等)などで、オススメのお店知ってますとか。何か話しかけてもらえるキッカケを自己紹介に盛り込んでいきましょう!
名前を覚える・覚えてもらう
当たり前なんですけどリモート勤務だったりすると、顔と名前が一致しないことがあります。
顔はわからないかもしれませんが、社内でやりとりする頻度が高い部署の方などの名前は覚えておきましょう。
入社初日に座席表などが配られなかった場合、名前の分かるものを貰っておいた方が無難です。
私は人事の仕事をしており、一般の社員より覚える名前が多い部署とも言えます。
名前を覚えるコツは「フルネーム」で覚える。
逆に考えると、相手に覚えてもらコツも「フルネームで名乗る」。
合言葉は「フルネーム」です!
出社時間
初日の出社時間は、人事から案内があると思うんですが初日以降は出社する人が多い時間帯(ボリュームゾーン)の15分前に出社することを目安にしていただくと良いです。
入社初日にボリュームゾーンについては、聞いておいてください。
理由は、2つあります。
- 周りよりも余裕を持って仕事ができること
- 会社へ早く馴染もうとしているとアピールできること
言葉で「一生懸命頑張ります」とか言うのは転職してきて当たり前なんですよね。
特に未経験の職種から転職してきたケースなどは、出来なくて当たり前なので一生懸命でないと困る。
だから行動で示す。一番簡単なのは、出社時間なんです。15分前くらいだと、早朝残業が付かなかったり、丁度良い塩梅だったりします。
メールの返信
ポイントは2つ
・社内メールの型を覚える
・メール返信のスピード
社内メールって会社によって、かなり違いがあります。メールは社内文化が出やすいと感じています。
例えば、個人の裁量権がない会社は、「CC」に関係者をたくさん入れて、責任を分散させる傾向にあります。社内メールの型のポイントは下記の通りです。
- 宛名:「○○様」、「○○さん」、「○○課長」等
- メールの書き出し:「お疲れ様です」、「挨拶文を入れない」
- CC:関係者全員を「CC」に入れる文化かどうか
- 表現方法:箇条書きで要件のみ、理由など詳細を載せる等
テレワークなどにより、直接挨拶ができずメールなどで済ますケースもあります。
その場合は、誰かからメールを貰って参考にしましょう。社内メールの型を使うのです。
ポイントの2つ目は返信のスピードです。受信したメールについては、すぐに返信する。コツは
「拝受致しました。」と即返信することです。
返事がなくてメールを見ていないのか相手を不安にさせないことが目的です。
仮に内容が難しくて検討する必要がある場合は
「拝受致しました。確認のためお時間をいただけますでしょうか。分かり次第、再度ご連絡致します。」
誠実さをアピールしましょう!
- 自己紹介は、会話の話題になるものを入れる
- フルネームで覚える・名乗る
- ボリュームゾーンの15分前出社を心がける
- 社内メールの型に合わせる
まとめ
入社してすぐに結果を出すのは、難しいと割り切って、まずは職場の信頼を得れるように「職場環境に馴染む努力をしている」という姿勢を周囲に印象づけることを意識しましょう。
今回解説したことは
「入社初日〜1週間」でなくても、いつでも実践可能です。いつでも挽回できます。
私のように失敗してしまっても本記事のことを意識して挽回してきました。
細かいことかもしれませんが、意外と周囲の人は見ているものです。
スキルはなくても、周囲からの協力を得れれば結果的に自分が活躍できる環境をつくることにつながるのです。
ミスをしても、この人なら許せると思ってもらったら最高ですよね!