どーも、とっとです。
今回は、転職活動をする上で重要な武器となる職務経歴書のお話です。
前回の記事でお話しした、転職ストーリーを職務経歴書へ反映しています。
転職ストーリーとは?という方は、前回の記事をご覧ください。
簡単に自己紹介をします。
私は、Fラン卒でスーパーへ入社(精肉担当)し、一念発起し職種転換による転職に成功。
現在は上場メーカーに勤務する人事歴10年の30代サラリーマンです。
私自身の職種転換の経験と人事担当者としての現場からの意見を含めて情報発信させていただきます。
未経験職種への転職ステップは転職について全何回かを通じて、各回ごとに解説していきます。
このステップをご覧いただけると、転職できていた!
っていうのが理想です。
本記事では、下記のような方に向けた内容です。
- 職種転換を希望しているが職務経歴書をどう書いたら良いのか分からない方
- 転職活動が初めての方
- 書類選考で落とされることが多い方
- 職務経歴書に書く内容が決まっていない方
- 職務経歴書を書くのに苦戦してしまっている方
書くの面倒ですよね。。よ〜く分かります。
でも転職活動の鍵は、書類通過なんです。
当社の場合30%くらい。大手転職サイトでも大体こんな結果。
通過してしまえば、あとは面接でアピール
余談ですが、私は書類が通れば7割くらいは内定を貰えました。
なぜなら、転職ストーリーがあって、職務経歴書と面接で話す内容を一貫したものにしているから。
先に結論から言います❗️
職務経歴書には、テンプレート上で職務要約、職務経歴、自己PRが用意されています。
これを転職ストーリーに合わせ下記のようにします。
・職務要約⇨転職理由(転職のキッカケ)
・職務経歴、自己PR⇨自己PR
では、志望動機はどこへ?履歴書に記載していきます。
つまり、転職ストーリー(転職理由、自己PR、志望動機)
を職務経歴書及び履歴書で表現していきます。
なんで履歴書?と思われるかもしれませんが、職務経歴書には志望動機を記入するところがありません。そこで志望動機を履歴書へ記入し転職ストーリーを職務経歴書と履歴書で訴えるのです。
では解説していきます。
職務経歴書とは
業務経験とスキルや素養(能力等)を確認するための書類です。
ただし、職種転換を希望している方は、スキルでは足りないので
足りない部分を努力で埋め合わせをしているプロセスを入れ
目指す職種の素養(能力等)を現職の経験でアピールする必要があります。
現職の業務で、目指す職種の素養(能力等)を訴求していきましょう!
A4サイズの用紙1~2枚にまとめ、採用担当者に読みやすいようにすることを目指します!
書類選考の背景
当社の場合、採用担当者(人事担当者)が、一次書類選考をします。
何故なら、選考者が多い場合、面接官となる現場社員の負担を減らしたいから。
そうなると、書類選考する際に経験が違いすぎる人を排除します。
こうして、採用担当者が足切りし残った書類を面接官へ渡し、そこから気になった応募者を面接へ呼びます。
つまり、現場の要望を聞いて、それに合った人材を選び、ふるいにかけます。
それを面接官になる現場社員へ渡すことになります。
ここを理解しておきましょう!
採用担当者の目線
足切りのために行われる書類選考のため、分かりやすいものが必要となります。
- 冒頭の職務要約(転職のキッカケ)
- 箇条書き
- 数字を入れること
この3つは、必ず意識してください。
正直全部を読むことはないと思った方が良いです。
だとすれば、とにかく冒頭部分に力を入れてください。
箇条書き、数字を入れることを意識して、読み進めて貰える努力をしてください。
数字がないと、どの程度なのか具体性のないものになってしまいます。
面接官の目線
採用担当者(人事担当者)が、ある程度絞った応募者から、面接をしてみたい人を選びます。
ここの時点では、人数が絞られているので、ある程度内容を読んで貰える傾向が高いです。
一次面接の面接官は現場社員となるので、“一緒に働きたいか”が重要。
ステップ⑤でもお話しした、この部分を職務経歴書へ入れていきます。
職務経歴書記入ポイント(職種転換)
職務経歴書のテンプレートが、大手転職サイトにありますので、
そちらをまずダウンロードします。
職務経歴書は、職種別にテンプレートが用意されています。
- 現職の職務経歴書
- 目指す職務の職務経歴書
この2つをダウンロードして、これを混ぜて作ることをオススメします。
作成ステップ
下記ステップにより職務経歴書を目指す職種向けのものへ作成することができます。
- 現職の職務経歴書は現在行なっている業務をまず埋める
- 目指す職種の職務経歴書を読み込む
- 現職の職務経歴書⇨目指す職種へ職務経歴書の内容を入れ込んでいく
- 転職ストーリーを思い出し、転職理由、自己PR、志望動機の一貫性を意識して記入する
職務経歴書記入ポイント
職務経歴書には大きく3つのパートで構成されています。
- 職務要約
- 職務経歴
- 自己PR
ではこれを解説していきます。
職務要約欄
職歴を含めた自己紹介です。職種転換の場合転職のキッカケを記載してください。転職ストーリーの転職理由です!
ここが重要です。
冒頭で読んでもらえる努力をしてください。大体100字くらいを目安に記載し、面接官に読んでもらえるようにしましょう。
私の場合スーパーの店員から会計事務所への職種転換をした際に提出した職務経歴書を少し編集して下記に記載します。
大学卒業後スーパーマーケットの精肉部門の係長補佐として約約2年間接客、商品化、店舗運営に携わる。
業績悪化のため人員削減がキッカケとなり自分の将来を考えるキッカケとなった。
人員削減のなか皆が商品化できるような教育体制をつくり、人事生産性が一人あたり9万円から12万円となった。
職務経歴欄
職務経歴欄は自己PRの要素が大きいです。
職種転換の場合は、親和性のある職務をメインに記載。
また、目指す職種の素養をアピールできる現職での業務経験を盛り込みましょう!
まだないという方は現職にて経験すれば良いのです。
現職で難しい場合は、もう一度素養でアピールできる部分を洗い出し、出来る限り目指す職種に合わせる形で記入していきましょう。
自己PR欄
職務経歴で業務の自己PRをしました。
自己PRをより具体的にし、面接官に一緒に働きたいと思ってもらえるように書いてください。
目指す職種のために勉強を始めたことや、業界を知るためにやってきたことなど、少しでも近づける努力をしていることを書きましょう。
面接官に入社後の働く姿勢を見せるのです。
志望動機
職務経歴書には、志望動機を記載する箇所がありません。
という訳で履歴書に記入しましょう。
履歴書には、志望動機を記入しないタイプのテンプレートがありますが
絶対に志望動機が記入できるものを使用してください。
ステップ⑤でお話した転職ストーリーを基に
職務経歴書では、転職のキッカケと自己PRを記入し、履歴書には志望動機を記入します。
提出する職務経歴書と履歴書によって転職ストーリーを訴えるのです。
まとめ
- 転職ストーリーを基に職務経歴書と履歴書へ
- 職務経歴書では転職のキッカケと自己PR
- 履歴書では志望動機
今回は、職務経歴書の書き方のポイントを解説しました。
次回は、志望動機の作成ポイントについて解説していきたいと思います。
それでは!