どーも、とっとです。
今回は、志望動機のお話です。
職務経歴書では、転職を考えることになったキッカケ(転職理由)と自己PRをステップ⑥でお話した転職ストーリーに基づいて記入いただきました。
志望動機については、職務経歴書では記載する箇所がないため履歴書でそのフォローをします。
転職理由と自己PRは応募企業によって変更することはありませんが
志望動機は、応募企業によって変えなければなりません。
そこで、志望動機は転職ストーリーとは別に解説させていただきます。
転職ストーリーとは何かという方は下記をご覧ください。
では簡単に自己紹介をします。
私は、Fラン卒でスーパーへ入社(精肉担当)し、一念発起し職種転換による転職に成功。
現在は上場メーカーに勤務する人事歴10年の30代サラリーマンです。
私自身の職種転換の経験と人事担当者としての現場からの意見を含めて情報発信させていただきます。
転職ステップは転職について全何回かを通じて、各回ごとに解説していきます。
このステップをご覧いただけると、転職できていた!
というのが理想です。
本記事では、下記のような方に向けた内容です。
- 未経験の職種へ応募しようとしている方
- 転職活動が初めての方
- 書類選考で落とされることが多い方
よ〜く分かります。正直志望動機ってホント難しいですよね。。正解はないし、教科書みたいなものもありません。
正解はないかもしれませんが、方向性を間違わないことは可能です。
先に結論から言います❗️
転職ストーリーを基に
自分の目指す職種、将来的になりたい姿を想像した結果転職を決意し、その理想が実現可能なのは応募先企業(志望動機)であると訴えるのが志望動機です。
武器としては
- 将来的なキャリアビジョン
- 応募企業の魅力(なぜ応募企業なのか)
- 自分のアピール
この3点を揃えましょう。
では詳しく解説していきましょう。
将来的なキャリアビジョン
ステップ⑥にてお話した転職ストーリーに基づき「転職理由のタテマエとホンネ(不満の明確化)」していただいたかと思います。
そこで現職の不満を解消するために、転職活動を行っているというストーリーを作成しました。
これを基に、将来的なキャリアビジョンを考えると御社でなければならない。このことを訴えるのです。
下記のような型に入れると作成しやすいと思います。
ある事由により転職、キャリアを考えるキッカケとなった。
この経験により現在の私が目標としているのは「将来的なキャリアビジョン」です。
この目標を達成・実現するためには、応募企業であれば満たすことができます。
転職を考えるキッカケになったことの「ホンネ」部分をプラスに転換し「タテマエ」に変更すると、自ずと「キャリアビジョン」が見えてきます。「キャリアビジョン」については、別の機会に詳しく説明します。
「キャリアビジョン」といっても難しいことはありません。
応募企業の魅力
同業他社でない理由は何か。なぜ当社なのか。これを明確にしなければなりません。
そのためには以下の2つの視点から考える必要があります。
- 応募企業の業種及び商品
- 応募企業の価値観
を理解することが必須となります。
応募企業の業種及び商品
なぜその業種なのか、なぜ応募企業なのか。メインの商品はなんなのか。
企業研究をしなければ、なぜ魅力的に思うのかを伝えられません。
採用担当者は、当社でなくても良いんじゃないの?
どうやって企業研究をするのか。以下のものを使って考えてみてください。
- 企業HP
- 商品を買ってみる(使ってみる)
- 会社四季報 業界地図
応募企業の価値観
応募企業の価値観を理解し、自分の考えに合っているのかどうかを見極める必要があります。
そのためには、企業のHPを確認し企業理念の理解が必要ですが、最も重要なのは自分自身の価値観を言語化し理解することが重要です。そのため、価値観⇨キャリアビジョンというものが、分かっていないと転職活動が成功したものとは言えなくなります。別の機会で詳しく説明しますね。
応募企業の価値観と自分の価値観が合うので、御社でなければならないのです。という表現で、志望動機をまとめていきます。
自己PR
ここを忘れてはいけません。自己PRを志望動機に盛り込むのです。
面接官に一緒に働きたいと思ってもらえるようにを念頭において目指す職種のために勉強を始めたことや、業界を知るためにやってきたことなど、少しでも近づける努力をしていることなどを盛り込みましょう。
面接官に入社後の働く姿勢を見せるのです。
まとめ
- 転職ストーリーの軸は崩さない
- なぜ応募企業なのかを明確にする
- 自己PRを盛り込むこと
なぜ応募企業なのかを考える際に、最も大事なことは自分の価値観の理解と先を見据えたキャリアビジョンです。次回は、面接について詳しく解説していこうと思います。
それでは!